Interview Vol.33

株式会社ケミカン

代表取締役CEO

清水 俊博

  • Theme1

    簡単な自己紹介(+事業紹介)

    • 簡単な事業紹介や自己紹介をお願いできますでしょうか。

      株式会社ケミカン代表取締役の清水と申します。化学物質の取り扱い説明書である安全データシートを一元管理でき、どの製品がどんな法規制に抵触するかも自動的にチェックでるクラウドサービス「ケミカン」を提供しています。

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    TOKYO PRIMEを実施したきっかけ

    • ICC FUKUOKA 2024の優勝賞品としてTOKYO PRIME VOICEを実施いただきましたが、優勝した時の感想を教えてください。

      このようなコンテストに出るのが初めてだったので、結構右も左も分からずという感じでした。
      出場している他の会社さんもとても良い事業をされていて、皆さんがんばって取り組んでいらっしゃることが伝わってきました。とても良い刺激をいただきました。たまたまケミカンがご評価いただけたんですけど、なんで優勝できたんだろうと思うくらい皆さんも素晴らしい事業だったと感じています。

    • ICC自体には今まで参加されていましたか?

      一度もないです。
      今まで出たこともない、エントリーもしたことがないけれど、たまたまプレゼンのチャンスまで辿り着けた感じです。

  • Theme3

    TOKYO PRIMEで実施した広告概要について

    • 出稿期間を教えてください。

      ・実施台数:70,000台
      ・実施期間:2024年6月3日〜2024年6月30日(4週間)
      ・実施エリア:全国35都道府県

    • 出稿時のKPIを教えてください。

      今回出稿できるのがTOKYO PRIME VOICEだったので、どちらかというと会社紹介というトーンが強いイメージでした。なのでKPIを設定するというよりも、こういう動画を出すとどういった反応になるのか、という部分をまずは知るのが大事かなと思っていました。
      これから私たちが多くのお客様を獲得するために様々なメディアを検討しているのですが、「タクシー広告もいいよ」という会社さんは多かったですし、「お馴染みの俳優さん」が定着していることも知っていたので、どんな反応をもらえるのかな、とすごく期待をもって出稿させていただいたという感じです。

    • 導入における効果を教えてください。

      結果として、潜在顧客からは「タクシー広告を見て問い合わせをした」という声や、商談時には「タクシー広告を見て資料請求した」という声もいただき、能動的に指名検索してくれている方がいたことに感動しました。
      ケミカンのサービスはニッチな領域に属するため、ターゲットにピンポイントでリーチすることが難しく、どのようなアプローチをすれば伝わるのか現在も模索中です。ただ、今回、出稿の機会を頂けたことで、タクシーも一つ有力なチャネルの一つになり得るという気づきにも繋がりました。
      また社員からは、周りの友人や知り合いから「広告を見たよ!」「あなたの会社だよね!」とお声がけをいただいたという話もありました。個人的にも福岡の方からもご連絡いただき、全国でもしっかり広告が表示されて、タクシー利用者にリーチできていたことも実感しました。さらに、採用マーケットにおける知名度も拡大した感覚もあります。

    • 実施してみて気づいたこと、TOKYO PRIMEのおすすめポイントがあれば教えてください。

      私たちはフルリモートの職場で、かつ商材もクラウドのサービスですから、インタビュー形式だと提供できる素材が少なく、撮影も最速で終わりました。ただ、それが逆にシンプルな形で動画を制作することができ、伝えたいメッセージをきちんと訴求できたのが良かったなと思ってます。
      また、その動画の中に、よりイメージが伝わるように化学実験中の素材を差し込んでもらうなど、撮影をするだけではなくコンテンツづくりのサポートもしていただけたのがありがたかったです。

    • 実施後、社内での声はなにかありましたか。

      そのCMを見た人から声をかけられたのが嬉しかったという声がありました。
      自分の知人・友人から反応をもらうこともあって、タクシー広告のインパクトが大きかったんだなというのも感じられました。

    • TOKYO PRIMEのおすすめできるなと思ったポイントがあれば教えてください。

      優勝賞品だったにも関わらず、他に有料で広告を出されている広告主さんもおられる中でもしっかり広告が流れているという印象を受けました。現代は様々な広告が存在していますが、TOKYO PRIMEさんはインタビュー形式のコンテンツが確立されています。だからこそ、タクシー利用者は画面OFFをせず「新しい発見があるかも」という視点で視聴されているのがTOKYO PRIMEのいいところだと思います。

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    期待していること

    • 今後TOKYO PRIMEに期待していることなど。

      私たちが化学の会社さんがターゲットになるので、工場のある地方のタクシーで広告を流すとか機会があればやってみたいなと思います。首都圏は効果もあるけど費用も高いので、もし地方で少し費用が安くなるのであれば広告を出し続けられるのではないか、とかそういったところも含めて今後は展開を考えていきたいなと思います。
      理由としては、現場声が上がると、本社の人も許可するケースも多いので、どっちも攻める必要がありますが、現場の人の声が重要視されているため地方で認知がとれているとスムーズだからです。
      また、工場があるところは電車が通っていなくてタクシーで行く場合が多く、一定役職者とかは特にタクシーを使う傾向があるので、そういう方たちにも刺さったらいいなと思います。また本社から工場へ出張に来る人へもリーチが可能なのではないかなとも思いました。