2021年3月19日

タクシーサイネージメディア運営のIRIS、電通グループ3社と共同でタクシー内での動画接触反応をニューロリサーチで計測、タイアップ広告の効果を明らかに

タクシーサイネージメディア運営のIRIS、電通グループ3社と共同でタクシー内での動画接触反応をニューロリサーチで計測、タイアップ広告の効果を明らかに

日本・東京設置台数No.1タクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」を運営する株式会社IRIS(本社:東京都千代田区、代表取締役:眞井 卓弥・宇木 大介、以下IRIS)は、株式会社 電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:五十嵐 博)、株式会社電通サイエンスジャム(本社:東京都港区、代表取締役社長:神谷 俊隆)、株式会社OOHメディア・ソリューション(本社:東京都港区、代表取締役社長:冨田 大祥)と共同で、「ニューロリサーチ(※)を活用した広告効果検証プロジェクト」を実施しました。

 

※「ニューロリサーチ」とは、簡易型脳波計測機を用いて脳波を取得し、独自のアルゴリズムから感性を可視化する調査手法です。

これまで数値化が難しかった感性評価を、脳波を活用することで論理的に共有することができ、より深いインサイト調査が可能です

 

「Tokyo Prime」では、2020年4月よりタクシーサイネージ内オリジナルコンテンツ「Tokyo Prime Voice」の放映を開始しており、様々な企業人にフォーカスしたインタビューコンテンツを届けてまいりました。

 

また、「Tokyo Prime Voice」では、インタビュー動画とCM素材をセットで掲載するタイアップ広告を販売しており、通常メニューよりも高い広告到達率(※)を計測するなど高い広告効果を出せるフォーマットとして好評いただいています。

 

※広告到達率:調査対象広告を”掲出期間内”に「見た」または「見たような気がする」と回答した人の割合

 

今回、IRISおよび電通グループ3社では「Tokyo Prime Voice」のタイアップ広告の高い効果が生まれる要因をニューロリサーチを活用し分析しましたので、その結果を開示します。

ニューロリサーチイメージ画像

 

【分析結果サマリ】

「Tokyo Prime Voice(インタビュー)+その企業の広告のセット」と「他コンテンツ+他広告のセット」という2つの異なるパターンで比較計測を行った結果、「Tokyo Prime Voice(インタビュー)+その企業の広告のセット」の視聴時の「集中度」と「ワクワク度」が高く、「ストレス度」が低いという結果となりました。

 

通常、コンテンツから広告へ移行すると、「ストレス度」が上がる傾向にありますが、「Tokyo Prime Voice(インタビュー)」と直後の広告の親和性の高さからスムーズに移行がされている可能性が見られました。

同様に、コンテンツが変化することで集中が途切れることが多い中で、「集中度」も他の広告よりも維持された結果となりました。

 

上記結果から企業人に対するインタビューと当該企業のCMをセットで放映するフォーマットが広告効果に与える有用性を把握することができました。

ニューロリサーチ分析結果

 

今回のプロジェクトの詳細は弊社ホームページ「Case Study」にまとめておりますので、そちらも併せてご覧ください。

https://www.tokyo-prime.jp/case_study/neuroresearch/ ‎

 

IRISはタクシー乗車体験の向上、広告効果の向上のため、今後も様々な角度からタクシーサイネージを分析し、その結果をもとにプロダクト改善・向上に努めてまいります。

 

【調査概要】

調査対象   :月1回以上タクシーを利用する20才以上の男女8名

調査地域   :東京都

調査方法   :感性アナライザによる脳波計測(タクシーに乗車し計測)

調査時期   :2020年12月17日

 

【Tokyo Primeについて】

株式会社IRISが運営する新世代デジタル・サイネージ。2021年3月19日現在、都内最大手の日本交通、帝都自動車交通など東京都内19,000台のタクシーを含む、全国主要12都市※のタクシー、合計約50,000台の車両に搭載された10インチ高精細デジタル・サイネージで音声付動画を放映。タクシーで移動するビジネス層・富裕層にリーチすることが可能です。

※東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、北海道、福岡県、広島県、宮城県

 

【株式会社IRISについて】

2016年6月に株式会社Mobility Technologies(旧・JapanTaxi株式会社)と、株式会社フリークアウト・ホールディングスの合弁会社として設立。2021年3月19日現在、全国主要12都市50,000台の車両に設置される新世代デジタル・サイネージ「Tokyo Prime」を開発・提供しています。

 

【株式会社 電通について】

「Integrated Communication Design」を事業領域としたコミュニケーション関連の統合的ソリューションの提供、経営・事業コンサルティングなどを行っています。

 

【株式会社電通サイエンスジャムについて】

電通サイエンスジャムは「サイエンスにアイデアを付与し新しいビジネスを創造する」を事業方針として掲げ、様々なテクノロジーを活用し生活者の感性や気持ちの移り変わりを定量化し、企業のR&Dやマーケティング活動にフィードバックするサービスを提供しています。

 

 

【株式会社OOHメディア・ソリューションについて】

屋外広告・交通広告等のOOH広告の販売を中心とした各種業務を行っております。

 

  【本件の問い合わせ】

株式会社IRIS

担当:飽浦

E-mail:info@tokyo-prime.jp

Web:https://www.tokyo-prime.jp

 

株式会社 電通

担当:田村

E-mail:tp.office@dentsu.co.jp

 

株式会社電通サイエンスジャム

担当:木幡

E-mail:info@dentsusciencejam.com

Web:https://www.dentsusciencejam.com

 

株式会社OOHメディア・ソリューション

担当:濱島
E-mail:tp.office@dentsu.co.jp

WEB: http://www.ooh-ms.co.jp/